訳書 Livros Traduzidos

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ボサノヴァの歴史
(Chega de Saudade: A história e as histórias da Bossa Nova/ Ruy Castro, 1990)

 

誕生前夜のブラジル音楽界と若きミュージシャンの青春の日々、ジョアン・ジルベルト「想いあふれて」の衝撃、 「イパネマの娘」の大ヒット、アメリカへの進出から全世界へ −−。ボサノヴァのすべてを物語る傑作ドキュメント。待望の復刊。第14回ミュージック・ペンクラブ、ポピュラー部門最優秀出版物賞受賞。

ルイ・カストロ著 国安真奈訳
A5版・並製・520頁 定価(本体3900円+税)
ISBN4-276-23681-9 C0073
音楽之友社

 

赤と黒―フラメンゴの偉大なる一〇〇年
(Flamengo: Vermelho e Negro/ Ruy Castro, 2004)

 

『ボサノヴァの歴史』の著者で、筋金入りのファンであるルイ・カストロが、あのブラジルでもっとも人気の高いクラブチーム、ジーコが祖国で唯一プレイした古豪フラメンゴの100年の歴史を語る。楽しい本です。

ルイ・カストロ著 国安真奈訳
全書判・216頁 定価(本体1800円+税)
ISBN4876722056
雲母書房

 

トロピカーリア―ブラジル音楽を変革した文化ムーヴメント
(Brutality Garden: Tropicalia and the emergence of a Brazilian counterculture/ Christopher Dunn, 2001)

 

ブラジル音楽界の最高峰、カエターノ・ヴェローゾの出発点。”蛮行の庭園”に花開いたトロピカーリアを検証・分析する本格的評論。単に史実を追った本ではありません。豪快な解説は細川周平氏。

クリストファー・ダン著 国安真奈訳
A5版・350頁 定価(本体3500円+税)
ISBN4-276-23683-5
音楽之友社

 

ボサノヴァの歴史外伝 パジャマを着た神様
(A Onda que se ergueu no mar/ Ruy Castro, 2001)

 

『ボサノヴァの歴史』外伝。トム・ジョビンの情熱と魔法、ナラ・レオン最後のかがやき、天才少年ジョアン・ドナート、ジョニー・アルフの海、ミルトン・バ ナナの偉業と消息、テノーリオ・ジュニオルの”失踪”、ブリジット・バルドーの夏休み、ジョアン・ジルベルトの長電話ほか、ボサノヴァをめぐる19の小粋 な物語。

ルイ・カストロ著 国安真奈訳
A5版・並製・310頁
定価(本体2400円+税)
ISBN4-276-23682-7
音楽之友社

 

アントニオ・カルロス・ジョビン―ボサノヴァを創った男
(Antônio Carlos Jobim: um homem iluminado/ Helena Jobim, 1996)

 

ボサノヴァを創った男、アントニオ・カルロス・ジョビンの生涯、創造、思想を、実妹が記す。坂本龍一氏も絶賛。迫力の解説は山下洋輔氏。

エレーナ・ジョビン著 国安真奈訳
A5版・上製・460頁 定価(本体3200円+税)
ISBN4-7917-5667-3
青土社

 

台風エリス
(Furacão Elis/ Regina Echaverria)

 

現在のブラジル音楽を代表する大物アーティストを数多くデビューに導いた、ボサノヴァ〜MPB時代を牽引したエリス・レジーナ。その国民的女性歌手エリスの伝記。その苛烈な台風人生を、友人の筆が生々しく伝える。詳細な年表、ディスコグラフィーつき。

レジーナ・エシェヴェヒア著 国安真奈訳
A5版・ 439頁 定価(本体2400円+税)
ISBN4-487-79784-5
東京書籍

 

■ 発刊予定 – Em edição:
“Verdade Tropical/ Caetano Veloso”, pela Artes Publishing.「熱帯の真実(仮題)/カエターノ・ヴェローゾ」。ポルトガル語原書より全訳権を取得済、訳出完了、編集作業待機中。アルテス・パブリッシングより。